内分泌代謝疾患

消化器内科・消化器外科を中心に、他診療科や内視鏡センター等のセンターが、
協働して診療にあたっています。


内視鏡センタースタッフ
 当院が強みとする疾患で、特に、大腸・肛門病に関する診療では、多職種が参画する「大腸・肛門病プロジェクト」(2014.7~2015.6)を立ち上げ、大腸カメラや小腸・大腸カプセル内視鏡検査による大腸内視鏡検査の充実や、専門外来「便秘・肛門外来」の開設を実施。大腸がんにつながる芽を摘み取って、地域の皆さまに安心を提供するため注力しています。 この他、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療や消化管内視鏡手術等、消化器疾患に幅広く対応しています。
「 大腸・肛門病プロジェクト」活動中!(ヤッ芳2015年8-9月号より)(PDF)
 
・胃、十二指腸潰瘍 ・逆流性食道炎  
・肝機能障害、脂肪肝、慢性肝炎(ウイルス性)、肝硬変  
・慢性腸炎 ・胆石、胆のう炎 ・大腸憩室炎、憩室出血
・虚血性大腸炎 ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
・機能性胃腸症 ・過敏性大腸炎 ・便秘
・感染性胃腸炎 ※これ以外にも対応しています。
 
◆ 消化管内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
 早期発見のためには、内視鏡検査等の検診を定期的に受けることが大切です。当院では、大腸検査で腸管を広げるために、人体に安全で生体吸収に優れる炭酸ガス(CO2)を使用する「お腹が楽な炭酸ガス全大腸内視鏡検査」や「選べる胃カメラ」を導入する等、内視鏡検査の抵抗感を少しでも和らげる取り組みを行っています。

・大腸カメラ

 日本におけるがんの死亡数を見ると、大腸がんが女性の第1位、男性の第3位を占めています(2013年、国立がん研究センターがん対策情報センター)。 将来、がんになるかもしれないポリープを早期に発見し、早期に治療することが大腸がんの予防になります。

▼ 大腸がんを効果的に予防しよう!

 
 大腸全体の内面を確認する検査を行うと、大腸がんの心配はかなり払拭できます。 大腸の奥の方までを観察する「全大腸内視鏡検査」は、特に大腸の奥にある盲腸・上行結腸・横行結腸の病気の発見に有効です。 当院では、患者さんの状態やご希望に合わせ、日帰り・1泊2日の検査方法をご用意しています。
▼ 全大腸内視鏡検査の流れ


・胃カメラ

 当院では、「経鼻用スコープ/ハイビジョンスコープ」、「経口/経鼻」、「鎮静剤あり/なし」の組み合わせを、受診される皆さまに選んでいただくことで、納得して胃カメラの検査を受けて頂いています。 内視鏡検査施行数は、年間約8,800件にのぼり、石川県地域がん診療連携推進病院として地域に貢献しています。
選べる胃カメラ(鼻からの検査/口からの検査)(PDF)
◆ カプセル内視鏡検査(大腸・小腸)
 2014年4月、カプセル内視鏡検査を導入しました。 カプセルを飲み込むだけで、おなかの中の写真が撮れる検査です。 これまで検査が難しく「暗黒大陸」と呼ばれてきた小腸の検査に威力を発揮するほか、大腸などの検査も可能です。
カプセル内視鏡で暗黒大陸を探検せよ!(ヤッ芳2014年3月号より)(PDF)
▼ 大腸カプセル内視鏡検査の流れ
▼ 小腸カプセル内視鏡検査の流れ
 
◆ 専門外来「便秘・肛門外来」(痔・便秘症・便漏れなど)
 肛門のトラブル、一人で悩んでいる方が多いのではないでしょうか。 もしかしたら、その中に大腸がんのリスクが潜んでいるかもしれません。 当院では、それらの悩みを専門的な視点から検査し、様々なアプローチで治療を行う 専門外来「便秘・肛門外来」を開設しています。

専門外来「便秘・肛門外来」
お悩みですか?便失禁「原因を特定するための検査」をおすすめします(ヤッ芳2014年2月号より)(PDF)
▶ スーパー便秘の検査と治療(テレビ小松放送番組「知っていますか?南加賀の最新医療」より)
◆ 切らずに治すいぼ痔の治療「ALTA療法」
 痔の治療法には、症状に応じて「薬物療法」「手術」「注射療法」がありますが、 その選択肢の一つとして、当院では、いぼ痔(内痔核)に直接注射を行う治療法「ALTA療法」を行っています。 気になる方は、ぜひ一度外科外来までご相談ください。
ご存じですか?切らずに治せるいぼ痔の治療(ヤッ芳2011年7月号より)(PDF)
◆ ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療
 団塊の世代の半数以上が感染し、推定患者数は3,500万人とも言われている 「ヘリコバクター・ピロリ菌」。薬を服用することにより、ピロリ菌を退治する治療を「除菌療法」と言います。当院では、この除菌療法を積極的に行っています。

・除菌療法をおすすめする理由
 ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると炎症が起こります。 感染が長く続くと、胃粘膜の感染部位は広がり、最終的には胃粘膜全体に広がり慢性胃炎(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)となります。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎を引き起こし、その一部は胃がんに進展していきます。除菌療法で除菌が成功すれば、そのリスクは軽減されます。 この他、除菌療法を行うと、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病などの疾患に効果があることが分かっています。

・除菌療法の方法
 検査や治療は簡単で、健康保険が適応になる場合もあります。 まずはお気軽に「消化器科」までご相談ください。 詳しくは、こちらをご覧ください。
ささっと調べて、すっきり除菌!(ヤッ芳2013年11月号より)(PDF)
◆ 早期がんに対する消化管内視鏡手術
 消化管(食道・胃・大腸)のがんのうち、ごく早期の粘膜内にとどまる段階で発見されたがんは、開腹手術や腹腔鏡下手術などの外科的な手術ではなく、内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ等)を使って切除できるようになってきました。 外科的手術のように消化管そのものを切り取ってしまう必要がなく、入院期間や社会生活復帰までの期間が短くすむことが、大きなメリットです。
消化管内視鏡手術とNBI(芳珠記念病院のがん診療ブックより)(PDF)