重宝されるがん診療

  当院では、予防と早期発見、治療、補完代替医療の各段階においてスタッフの技術と設備を集中し、重宝されるがん診療を目指しています。 また早期治療の一環として、手術を受ける方を優先的に、手術までの待ち時間を極力少なくする体制を取るなど、 “待たせない対応”を大切にしています。

石川県地域がん診療連携推進病院として───

  石川県内には、国が指定したがんに対する専門的な治療を行う病院「がん診療連携拠点病院」が5つあります。これに準ずる医療機関として、より身近な環境で、より質の高いがん医療を受けることができる体制の整備・充実を図るために、「石川県地域がん診療連携推進病院」が新設され、県内の9つの病院が指定を受けました。
 当院も2011年4月1日付で「石川県地域がん診療連携推進病院」の指定を受けています。 これまで以上に 「重宝されるがん診療」を目指し、より一層、体制を整えていきたいと考えています。

初診から手術までの平均日数  11.4日
〃  入院までの平均日数  7.4日

(データ:平成28年9月手術の方の実績)
※初診日は、一部病名確定日を使用
※ご本人の希望で延長した場合はデータに含まず
診療・手術実績
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がん相談窓口

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がん相談窓口

がん相談窓口

がんに向き合う方と、そのご家族をささえる窓口です。からだの苦痛やこころの辛さ、社会や生活の不安など、相談内容に応じて、看護師、社会福祉士、医療サービス課スタッフなどが対応します。
患者さんやご家族の他、近くにお住いの方、当院を受診していない方の相談もお受けしています。対面相談の他、電話でのご相談も可能です。

場所:1階・安心窓口センター内
受付時間:8:30~17:15(月~金)
     8:30~12:30(第2.4.5土)
相談料:無料
TEL:0761-51-5551㈹
※緩和ケア内科、セカンドオピニオン外来のご予約は「がん相談窓口」にご連絡ください。

セカンドオピニオン外来

【セカンドオピニオン外来の目的】
セカンドオピニオン外来は、当院以外の医療機関に受診されている患者さんを対象に、専門の立場から意見・判断を提供いたします安心窓口センター地図。「第二の専門医の意見」を聞くことにより、病気や治療方針についてご理解をいただき、今後の治療に関する「自己決定の参考」としていただくことを目的としています。

【セカンドオピニオン外来の対象となる方・対象外となる方】

対象となる方

  1. 主治医から診断・治療方針の説明を十分に受けたが、判断できずにお困りの方。
  2. 最終判断は、ご本人もしくは、ご家族が行うことをご了解いただける方。
※セカンドオピニオンは、あくまで「別の医師に意見を聞く」ということであり、現在治療中の医師の判断・治療法を裁定することではありません。

対象外となる方

  1. ご本人、そのご家族以外の方。また、ご家族の場合でもご本人の同意書をお持ちでない方。
  2. 現在、受診されている医療機関に対する感情的な不満、転院希望、医療事故(トラブル)、訴訟に関するご相談を主とされる方。
  3. 当院での治療や検査をご希望される方。(⇒一般外来を受診していただきます。)

【対応可能ながんの種類と対応医師】

  
がんの種類 対応医師
肺がん・縦隔腫瘍
佐川 元保
胃がん・大腸がん・乳がん・甲状腺がん・食道がん・
膵がん・胆道がん・GIST・中皮腫
佐久間 寛
吉光 裕
肝がん・原発不明がん
渡辺 美智夫
腎がん・膀胱がん・前立腺がん・精巣がん・尿路がん
水野 剛
子宮がん・卵巣がん・女性生殖器がん・性腺外胚細胞腫瘍
西本 秀明
血液腫瘍
青島 敬二
皮膚腫瘍
中曽根 裕子
口腔がん・上顎がん・下顎がん
西出 直人
眼腫瘍・眼窩腫瘍
安藤 佳奈子
※対応できないがん:脳腫瘍・咽頭がん・喉頭がん・小児固形腫瘍・小児血液腫瘍・悪性骨軟部腫瘍

【ご相談にかかる費用】
  1. 全額自己負担となります。健康保険証は利用できません。
  2. 料金は、5,000円(税抜)です。
  3. 相談時間は、原則30分です。
  4. お問い合わせ、ご予約に関する料金は発生しません。予約後のキャンセルも可能です。(キャンセル料は不要)

【ご相談にあたり必要なもの】

  1. 「セカンドオピニオン外来 申込書」
  2. →お申込み時にお渡しします。
  3. 「診療情報提供書」
  4. 現在、受診されている医療機関の主治医が記載したもの。 その他、以下のような各種検査資料がある場合、主治医とご相談のうえ、ご準備ください。
    • 血液検査の結果
    • 超音波検査の結果と画像
    • レントゲン検査、MRI、CT検査のフイルムなど
    • 病理検査の報告書など
    →お申込み後、いつまでにご準備いただくかをお知らせします。
  5. 「セカンドオピニオン外来 同意書」
  6. ご本人以外の方によるご相談の場合に必要です。またご相談者がご本人であっても、未成年者の場合は、親権者の方の相談同意書が必要となります。
    →お申込み時にお渡しします。

【お問合わせ・お申込み】
 がん相談窓口
 必要書類の確認をし、予約をお取りしますので、必ず事前にお越しください。
 ※お問合せ・お申込みはお電話でも承ります。

がんは、発見と治療が早いほど治る可能性が高くなります。 当院では、様々な診療科とセンター治療の連携で、がんの早期発見と予防に取り組んでいます。

予防


胃がん予防子宮頸がん予防ワクチン

ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法

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大腸がん予防子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん予防ワクチン

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禁煙外来

禁煙外来

喫煙は、それ自体が“がん”などの直接的な原因になるだけでなく、糖尿病や高血圧、高脂血症などと同様に、心筋梗塞・脳梗塞・狭心症などを引き起こす原因にもなります。喫煙は、単なる嗜好ではなく、「ニコチン依存症」等の病気なのです。当院では、毎週金曜日午後に禁煙外来を開設し、禁煙のサポートをしています。 詳しくはこちら

肝臓がん予防肝疾患専門医療機関の指定

インターフェロン治療

B型およびC型肝炎は、自覚症状がないまま病気が進行し、肝臓がんを発症することもあります。日本では、 感染に気づいていない人も含めると、100人に1人~2人が感染していると推測され、国内最大の感染症とも いわれています。国をあげて様々な対策がとられるなか、当院は、石川県より肝疾患専門医療機関の指定を受け様々な肝疾患に対応しています。

子宮頸がん予防 子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん予防ワクチン

20~30代の若い女性の発症率が増加している、子宮頸がん。この原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)は、 女性の80%が一生に一度は感染しているといわれるほど、ありふれたウイルスです。性交経験があるすべての 女性に、発症する可能性がある子宮頸がんですが、ワクチンを接種することにより、長期間予防することが 可能です。当院では、子宮頸がん予防ワクチンの接種と定期的な検診で、より効果的な子宮頸がん予防を行っています。 詳しくはこちら

早期発見


健診センター

健診センター

特定健診や特定保健指導が始まる中、未然に病気を防ぐため、健康診断の役割は、ますます重要になってきました。 特にがんを早期発見するためには、定期的な健康診断が重要です。当院では、宿泊ドックのお泊り先を辰口温泉の旅館にするなど、 検査を単なる検査で終わらせず、心身ともにリフレッシュできる環境にすることで、繰り返し健診を受けていただける 健診センターを目指しています。

内視鏡センター

内視鏡センター

どうしても苦手、という方が多い胃カメラ検査。当院では、少しでも抵抗感がなくなるよう、健診・胃検診の方には、 「経口・経鼻」「ハイビジョン」「麻酔あり・なし」 などを選んでいただくことができます。また、精密検査の方には必ず 「ハイビジョン」を使用し、より鮮明な画像で検査をします。 大腸カメラには、 「NBI(Narrow Band Imaging):狭帯域光観察」を、県内で初めて大腸がん検診に使用しました。 NBIとは、特殊な光を使うことにより、病変を強調して表示させるものです。これにより、小さく見えづらい病変がこれまで 以上に発見しやすくなる工夫をしています。

画像診断センター

画像診断センター

当院では、マルチスライスCT(64列)、核磁気共鳴断層撮影装置MRI(1.5テスラ)、RI撮影装置、マンモグラフィ (X線乳房撮影装置)等、設備を充実させ、より速く、より広範囲を、より微細に診断できる体制を整えています。 また、常に専門的な判断をするため、画像モバイル転送システムも導入。専門医の携帯電話に画像を転送することにより、 時間外で専門医が不在の場合でも、助言や指示をすることが可能となりました。マンモグラフィ検査は、 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会から、老健第65号に定める検診精度管理の線量・画質基準を満たす検診施設として 認定を受けています。さらに、実際の検査には、マンモグラフィ撮影認定技師の資格を持つ女性技師2名が対応する等、 設備とスタッフの技術力をあわせて、より細かな対応をしています。
※当院では、PET検査を行っていませんが、他病院との連携により対応しています。 (連携実績:公立松任石川中央病院他)

幅広い診療科目やセンター治療を網羅する当院では、総合的な視点で、がんの治療に取り組むことが可能です。オペレーションセンターや外来化学療法センターは、各科と連携し、枠を超えたチーム医療で治療にあたります。

手術療法


オペレーションセンター

オペレーションセンター

オペレーションセンターでは、様々な診療科やセンターが連携して手術にあたります。当院では、 できる限り“キズの小さな”鏡視下手術やミニラパ(小開腹)手術を行い、身体への負担を少なくするように努めています。 また、リハビリテーションセンターとも連携し、術前だけではなく、術後の入院時間も短くできる取り組みをしています。

内視鏡センター

内視鏡センター

初期の胃がんや大腸がんは、NBIや超音波内視鏡による詳細な検査を経て、条件が適合すれば、内視鏡による手術、 内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)等を行います。いずれも、早期発見・早期対応が 必要ですので、定期的に健康診断を受けるなど、積極的な健康管理が重要です。
消化管内視鏡手術とNBI(芳珠記念病院のがん診療ブックより)(PDF)

化学療法


外来化学療法センター

外来化学療法センター

抗がん剤で治療を行う「がん化学療法」。当院では、平成18年10月に「外来化学療法センター」を開設し、 血液内科と腫瘍内科の専門医が、化学療法を行っています。(骨髄移植を伴う治療は除く) 外来による治療は、通勤や家事、通学をしながら治療を受けることができ、 ご自分のライフスタイルを維持できるという大きなメリットがあります。 当院以外の病院やクリニックからの紹介で、直接当センターをご利用いただくことも可能です。
 血液内科←血液内科のページもご覧ください


~安心してがん化学療法を受けて頂くために~

薬剤部

薬剤部

安全で効果的な治療をめざし、当院では、2008年1月よりがん専門薬剤師が担当しています。 効果やスケジュール、副作用とその対策など、複数の薬剤師によるダブルチェックを実践しています。 また、服薬指導を事前に行い、安心して治療を受けていただけるように心がけています。 さらに、全室外排気型の安全キャビネットを設置し、無菌的に調製を行うことで、スタッフの作業環境にも 配慮した仕組みづくりに取り組んでいます。

クリーンルーム

クリーンルーム

当院では、7階病棟にクリーンルームを設置しています。専用の粉塵除去フィルター2台とエアコン、 クリーンベッドや滅菌水精製装置、室内トイレを完備し、化学療法や血液疾患などで抵抗力が低下する期間を、 安全に過ごしていただけるように設計しています。また、無菌室は保険適応となるため、別途個室料金はかかりません。

化学療法委員会

化学療法委員会

化学療法委員会は、各科の医師、看護師、薬剤師により構成され、当院の化学療法をより充実させる活動をしています。 マニュアルの整備充実や教育研修会への参加など、院内の知識や理解を深耕するだけでなく、初めての方のために、 案内や管理ノートを作成するなど、利用される皆さまの不安を和らげ、安心に変えられる取り組みを目指しています。

放射線療法


当院では、放射線治療は他病院との連携により対応しています。
連携実績:金沢大学附属病院、金沢医科大学病院、小松市民病院、金沢医療センター、ほか

緩和ケア


 がんの痛みは、「ぎりぎりまで我慢するもの」と考える方が多いようです。
 WHOが提唱する「WHO方式がん疼痛治療法」(下図)は、がんそのものの治療を開始すると同時に、痛みに対する治療も開始することで、治療に前向きに取り組むことができるものです。

外来:緩和ケア内科

診察日:毎週木曜日(予約制)
場所:緩和ケア内科外来
対象:がんについて相談したい方(ご本人の受診が必要になります。保険診療です。)
相談内容:からだの苦痛、こころの辛さ、社会や生活への不安等
予約/お問い合わせ:がん相談窓口

入院緩和ケアチーム

 「緩和ケアチーム」が、病棟スタッフを交えて週1回の病棟会新を行い、主治医と連携しながら痛みやこころの辛さなどをサポートしています。
【緩和ケアチームメンバー】
 医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー・医療サービス課スタッフ

がんのリハビリテーション


 当院では、平成23年1月から「がん患者リハビリテーション料」のリハの算定を開始し、現在は医師・看護師・理学療法士・作業療法士からなるチームでがんの患者さんにリハビリを提供しています。
 がんのリハビリテーションの病期別分類には、①予防的②回復的③維持的④緩和的の4つがあります。
①予防的 ②回復的は、主に手術前後のことで、呼吸指導や早期離床が目的となります。
③維持的 ④緩和的では、身体機能を向上させる事が難しい時期であり、現在の能力を維持する事やQOL(生活の質)の高い生活が送れるように援助する事が主となっています。
 今後も全病期において、患者さんのニーズを尊重しながらADL(日常生活動作)、及びQOL(生活の質)の向上に繋がるリハビリを提供していきたいと考えています。

情報

情報

国立がんセンターがん対策情報センターのホームページには、がんに関する情報が、 分かりやすく細部にわたり掲載されています。ぜひご覧下さい。
国立がんセンターがん対策情報センター ホームページはこちら

補完代替医療

補完代替医療

通常の予防や治療を大前提とし、プラスアルファの医療を提供するため、補完代替医療外来を平成19年10月に開設しました。 補完代替医療外来は、単なる民間療法ではなく、安全性と有効性に関する健康相談や市販後調査を通じて、 情報を提供することを目指しています。 詳しくはこちら