院長のご挨拶

芳珠記念病院を代表してご挨拶を申し上げます。

 本年元日の能登半島地震により犠牲となられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。速やかに支援が届き、一日も早く復旧されることを祈念いたします。

■自分たちの担うべき役割を考え、支援に取り組みます

 地震のため、当グループの施設・設備にも大きな被害がありました。当日は津波警報発令のため、多くの住民が当院および関連施設に避難されました。 当院ではこれまでに、被災地からの40名を超す入院・通院患者さんを受け入れました。大きな災害にもかかわらず、医療・介護等のサービスが、途切れずに継続できるよう多くのスタッフが協力して取り組んできました。 今後も自分たちの担うべき役割を考え、支援を続けていきたいと考えています。

■本年も様々な取り組みを行っていきます

 さて、好天に恵まれ桜のつぼみがほころび始めた4月1日、ほうじゅグループの2024年度入社式が行われました。 新卒の職員にはまず職場や業務に慣れていただき、キャリア採用の職員は即戦力として大いに活躍していただけると期待しています。 創立41年目となる本年も様々な取り組みを予定しており、6月には新しい電子カルテと看護部門システムを導入します。 これにより、多くの新機能の追加や改善を行い、患者・利用者さんの診断・観察や治療・ケアの質を高めます。 同時に、私たち医療者にも働きやすい職場環境となることが見込まれます。 質の高いチーム医療を実践し、これまで以上に皆さまに安心で安全な医療・介護等のサービスを提供できるよう努めて参ります。

■さいごに

 地域の皆さま、行政、連携医療機関など ご支援いただくすべての方々に感謝申し上げます。 これからも、ほうじゅグループのモットー「仲よく楽しく 人と社会を健康に」を胸に、皆さまの健康と安心に貢献したいと思います。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年4月