よくぞ聞いてくれました

恥ずかしがらなくて大丈夫!実は多い肛門疾患その1「ウォシュレット症候群」
 おしりから血が…。ちょっと力を入れ過ぎたかな?と放っておいたら、実は大腸がんだった…。このようなケース、実は珍しいことではありません。
 今回はちょっと人には聞きづらい肛門の疾患について、専門医師である前多先生に聞いてみました。
ウォシュレットを使ってキレイにしているはずなのに、おしりがかゆいです。まだ汚れているのでしょうか?
手を洗いすぎると手あれが起こりますよね。同じように、肛門も洗いすぎると、皮膚を保護している成分をはがしてしまい、炎症を起こすことがあります。また同時に、皮膚の常在菌(皮膚にいる悪さをしない菌)を取りのぞいてしまうため、逆にカビに感染し、痒みの原因になることがあります。水の勢いが強い方が、きれいにお尻を洗えると思いがちですが、水をあてた瞬間に激痛が走り、その後硬い便が出る度に痛み、出血がある裂肛(切れ痔)になってしまった患者さんもいるんですよ。
ウォシュレットは、使わない方がいいのですか?
いいえ、お尻を清潔に保つことは大切です。温水洗浄機能は調節できますので、弱い勢いから始め、やさしくお尻を洗ってください。
 ただし、おしりのかゆみや痛みは、肛門の疾患が考えられますので、気になる症状がある方は、早めの受診をお勧めします。