貝森さんが禁煙外来を初めて受診してから2ヶ月半がたった頃、またまたインタビューに行ってきました。


──そもそも、貝森さんがタバコを吸うようになったきっかけは何だったんですか?

好奇心ですね。それからタバコの煙で輪っかをつくってみたくて・・・。やっぱりこれも好奇心ですね。

──なるほど。これまで、タバコ代は結構かかっていたのではないですか?

そうそう。我が家はお小遣い制ではなく、お金が必要な時にその都度、妻からもらっていたので、違う目的でもらったお金をタバコに使った事もあったり、リサイクルショップに行って物を売ってお金を工面した事もありました。

──それは大変でしたね~。タバコを吸わなくなった今は、お金はどうしているんですか?

これまでタバコで使っていたお金は、趣味の「釣り」へまわしています。釣具は、針など頻繁に必要になるんですが、「今までタバコに使ってきたんだから、釣りに使ってしまおう!」と。思い切って趣味にお金を使えるようになりました。それでも喫煙していた頃に比べると、1週間で使うお金はとても減りました。
今思えば、タバコのためにいつもお金のことを考えて、かなりストレスがかかっていたと思います。そのときは気づきませんでしたが。つらいという思いよりも、吸いたいという気持ちが強かったです。1日のスケジュールもタバコを基準に決めていました。10時にタバコを吸うから、それまでにあの仕事をして・・・13時にタバコを吸うから12時にお昼を食べて・・・と。タバコに支配された生活でしたね。でもそれではダメだと、今になってわかりました。タバコの時間を気にすることもなくなって、とても気持ちが楽になりました。